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福島県南相馬市の小高区と原町区

ここは、東京電力福島第1原発事故の影響で避難指示がでていた地域
(本日)12日午前0時に解除となったのは、この2地区のうち
放射線量が高い帰還困難区域を除く居住制限区域と避難指示解除準備区域

7月1日時点で3487世帯1万807人が住民登録しているというが
昨年8月末に始まった帰還に向けた準備宿泊の登録は、約2000人
除染作業員らを含めれば、もう少し増えるだろうか

住み慣れたであろうその場所で新たな歩みが始まる

東北地方太平洋沖地震は、津波を発生させ、
沿岸部の広い地域で被害をもたらした超巨大地震であると同時に
日本国内において嘗てない大惨事を招く引き金となった自然災害でもある

地震や津波が直接的原因であろうが、
考えようによっては、津波は間接的であり
福一に関しては、明らかな人災といえよう

どのような影響があるかさえも分からない事象に立ち向かうことになった日本は
今後、あらゆる角度から細部に亘るデータを蓄積し、解析し、検証していかなければならない
肝心なのは、隠さず公にすること

チェルノブイリの原発事故から今年で30年
以前は半径30kmに立ち入り制限が敷かれていたが
現在は一定のルールのもと立ち入り可能となっている

人が住まなくなった場所は、緑が増え動物が繁殖しているとのこと
人間不在の自然界、ありのままの生態系がそこにあるのかもしれない
他の営みを破壊しない人間がいないことで、
地球上に数少ない原始ホットスポットに生まれ変わるとすれば、
それはそれでいいのかもしれない
ただ、まだ30年
世代はまだ若い
結論付けは、半世紀以上後だろう

事故の程度、対応、技術など、比較にならない条件はあろうが
日本もまたひとつのサンプル
日本全土を巻き込んだ壮大な人体実験は始まったばかりだ


今の連続が明日に繋がり未来へと続く、
無限でないそれが人の一生ならば
できることを できるときに できるだけ