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原発事故におけるどこぞの安全性に関する発表をどのくらいの人が信じてるんだろうか
自分がそこに行くのは、『安全』だからじゃない
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除染作業は別として、ボランティア主催側として不確かな情報しかない中で責任がとれない
自己責任といえばもっともらしく聞こえるけど、要は何かあっても知らねぇよってこと
誰かがそこにいるとか、ボランティアが入ってるからとかは、決してイコール安全の証にもならないし
自分も100%安全とは思っていない
唯一10km圏内の進入には拘っているのは、連れていく側としてぎりぎりのラインだと思うからだ

3.11後に国として資金、人の投入をする代わりにNPO等の制限を緩め、ボランティアの人力と金を上手く使った
互いの利害が一致した面もあったのかもしれないが、そのせいで責任の所在すらおかしくなってる話
ボランティアで福島入りするのに自己責任と言わねばならず、歴史的な事故の当事者は見て見ぬふり、
責任放棄
被害の原因は天災だったはずが、世界を巻き込んだ事故は今や人災に変わろうとしている
ボランティアに限らず賠償問題も同じで国民に説明責任どころか未来にさえ生きる権利の放棄をつきつけているように思えて仕方ない
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自己責任って言葉は、便利な言葉
相手に促す時は、責任転換ともとれる
だからといって依頼する側、主催する側、導いた立場の責任がなくなる訳じゃない
行動する側にも責任があればこそ、自ら発することに意味をなす
同じ言葉でも立場によって意味するものは大きく変わる

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収束までに30年?40年?
見当もつかないその先に何をどう我慢しろというのだろう
30年としても、来年生まれる子には29年
20年後に生まれる子には10年
今年生まれた子は30才になる
次の世代の子どもが新たに誕生してるだろう
何の責任のない子供たちに、それを引き継がせていかねばならない
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10年も20年もブチ込まれて冤罪放免されたって、その時間は取り戻せないだろ
謝って済む問題じゃない
廃炉計画を宣言したからって免罪符のつもりか?
その間生きていかなきゃならない人々が世代を超えて大勢いることを忘れてもらっちゃ困る
奪われた人生、失った時間は、元には戻らない

今、その判断と方法を間違ったら日本の未来はないかもしれない

ふるさと、住み慣れた町は、そこにいるだけで不思議と安心感がある
安全だから居る という人はどのくらいいるのだろう
目に見えない恐怖に怯えながら、それでもその場所に戻りたいという思い

本当に住んではいけない場所、足を踏み入れてはいけない場所なら
国は覚悟を決めなければいけない
個々の判断、自己責任なんて言わせてはいけない

原発の再稼働をするための誤魔化しは、何千、何万の人たちが代償を払った悪夢を
再び生むことになるだろう
他国にとっては都合がいいかもしれない
日本がまるごと汚染の島になれば、処分する場所は確保される

夢の島?
冗談じゃない

だったら、答えはひとつだろ


414201104東日本大震災・福島原発事故1317447358




ボランティアに関しては、簡単な話
やりたい人がやって、行きたくない人は行かなきゃいいだけさ
何の保険も担保もない中で、そこに行こうなんて無謀な人は
チャレンジャーでも冒険家でも、英雄でもない
でも、人生を捨てたわけじゃない

ただの馬鹿野郎さ  笑

福島県放射能測定マップ(リンク
平成23年東北地方太平洋沖地震による被害状況即報
  (第1185報2014年5月12日更新) [Excelファイル/319KB](リンク
避難指示区域/経済産業省HP(リンク
帰還困難区域迂回路情報
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